2014年12月12日金曜日

気が付けば年の瀬

あっという間に12月、もう年末の慌ただしさが迫ってきました。前回書いたのが夏直前という有様で、この間、新国立のことなど書きたいことがいくつかあったのに紛れてそのままに。

今年は高齢の両親をみるために生活が一変しまして、このまま年賀状の準備もできずに暮れそうです。その節は御無礼の段ご容赦くださいませ。
仕事の一部を3Dモデルに整理する話もあったのですがこれも未完のまま越年となりました。


夏以降は愛しのBROMPTONも出番が無く、近所の買い物にはカゴ付きのママチャリに乗るという体たらく。購入しておいた純正?の裾バンドもお預けで”Brompton in Palace”にも参加できずじまい。なんとも心残りではあります。

忘年会に誘ってくれた皆様、新年はゆっくり呑みたいと思っています。ではまた、改めてm(_ _)m

走行距離:00.00 km
最高速度:00.00 km/h

本日のBGM:Julie London "GOOD LIFE"

2014年7月20日日曜日

ジテツウ始めました

先月から仕事場を2か所にしたので移動にBROMPTONを使うようになりました。といっても歩いても5分ほどの距離。雨予報だと乗りませんから実際には自転車通勤は半分くらいで、もう少し遠い方がツウキン気分を味わえて良かったかも:-)

ジテツウしてみて気になったことは2つ。カバンと裾留めです。

たまに打合せでカバンが必要な時、Cバッグで来てそのまま電車という訳にもいかず徒歩通勤になります。天気が良ければ乗りたいぞ、という訳で、和田サイクルのフロントキャリア用にカバンに細工したのがこれ。

ナイロン製の安い鞄で、後ろ側の全面ポケットの上部にはマジックテープの開き止めが付いていました。これが丁度フロントキャリアの内側になるのでポケットの下の部分に切込みを入れ布を縫い付け開口補強。小学生以来のお裁縫でヒドイものですが:-) マジックテープのお陰で着脱は簡単便利。荷物が重くなるとちょっと心配かな?


以前サブバッグに付けた金属アタッチメントは歩行時に足を擦ってしまうので大きなカバンには無理。それよりリヤキャリアを純正に替えてゴムで留めようかとも思案中。NITTOのリアキャリアはゴムバンドをひっかけるサイドの突起がありません。折角のキャリアなのに荷物が積めないのはイメージと機能に齟齬がありますね。積めるようになるとスタンドも必要なのでまたまた齟齬が:-)


もうひとつ気になって来たのはズボンの裾バンド。普段ばきのサンダルのように乗っていると:-) いつのまにか右裾が黒く汚れてます。最初にとりあえず買った100均の裾バンドでも間に合ってはいるもののどうにもイカサナイ:-)
裾押さえにはひとつアイデアがあるので近いうちに作ってみようかと、これまた思案中です。


それにしても、気が付けばもう夏。私のBROMPTON生活も早1年になろうとしています。う~ん、走ってないなぁ:-)

走行距離: 0.96 km
最高速度:14.75 km/h
本日の発見:純正キャリアフレームは軽い!
本日のBGM:北村英治 "Teddy Wilson Meets Eiji Kitamura" 雨の日はレコードで:-)

2014年6月6日金曜日

新国立競技場を目指して

5月最終日は国立競技場でファイナルイベントが行われたとか。私も1日遅れで最後の勇姿を見に行ってきました。折角のお天気なのでBROMPTONでスタート。

6月1日というのに猛暑日(O_O); 途中鳥越の祭りを横目に日陰を選んで散走するも九段から四谷辺りまでは結構な坂道で久しぶりに自転車で汗:-)

20代の後半はこの近くの事務所に勤めていたので良く歩きました。外苑前・千駄ヶ谷・原宿の3駅はいづれも通勤で利用した駅。空の見え方の記憶が蘇ります。

昨年、槇文彦氏が新国立競技場案に異議を唱え100人を超える発起人・賛同者を集めて要望書を提出。しかし、街で耳にする意見は驚くほど建築界に厳しいものでした。「何を今さら」「散々利権だらけの箱モノで稼いできたくせに」「コンペなんて出来レース」等々。勿論見当はずれの意見もあるのですが、日本の建築家が私の思うほど尊敬されてはいないことに愕然としたのです。

一方、関係者等からはザハ案に対する厳しい批判が目立ち、コンペの審査員・事業主体・関係官庁も含めた大攻撃になりました。そんな中、審査員の一人だった内藤廣氏が発表した、いわゆる内藤文書も批判を受けてしまいます。

そして5月末に規模縮小された基本設計(案)が公表されると「当選案からの劣化がひどい」「結局誰も喜ばない結果」など修正された案が更に批判を受ける事態に。審査委員長だった安藤忠雄氏はこの基本設計(案)を評価しているそうですし情報公開・説明をもっとするべきとの立場でコンペの審査過程もあらためて公開されるに至ります。

正直なところ、この辺りには伝統とか古き良き東京などという印象を持ちません。内苑と違って新しいものが受け入れられる新興商業地だったり文化・スポーツエリアというイメージ。下町とは高級さが桁違いですが:-)

なので、審査員に鈴木博之氏が入っていたことには大きな意味があったはずと考えていました。しかし今年2月3日、何も語らないまま他界されてしまいます。今更ながら御冥福を祈ると共にこの騒ぎをどう思っておられたのか知る術のないのが残念でなりません。ただ師の講座を聴いただけのダメ学生だった頃も思い出しつつ、外苑の歴史をコンペ要項や審査にどう反映させようとされたのか、何か感じられるものがあるのか自問しながらただゆっくりとこの地を巡って来ました。

内部から足場材の音が響く競技場の周りには数人の方々が写生をしています。「残せ」と言う意見も強く聞かれる中、この勇姿は絵となって確実に残り、そこには描いた人の今の思いも込められ記憶されていくのでしょう。


走行距離:29.12 km
最高速度:27.79 km/h
乗車時間:3h 27m
本日のBGM:Paul Desmond "Bossa Antigua"

2014年5月5日月曜日

五月のそよ風

気が付いたらもう5月、ゴールデンウイークの青空に誘われてnero君に乗ってお散歩に。
ソフトクリームの看板に惹かれて川沿いのカフェで止まると、ポインターみたいなワンちゃんが休憩中。近づいて撫でたくなりますがここは我慢。犬欲しい:-)

さすがにGW、観光地周辺は大変な人出なので北に向かいます。しばらく進み橋に差し掛かったところで噂の荒川サイクリングロードへ行ってみることにしました。
堀切橋に乗るためにBROMPTONを押しながら階段を登ります。自動車用の橋の歩道幅は狭く歩行者がいると気を使います。

対岸に渡って南に向かって走り出すと、意外に自転車が走っていません。”荒川サイクリングロード”ではないのかも:-) 構わず南へ。

穏やかな5月のそよ風・・・と思いきやなかなかの向かい風。歩いていたら気にならないレベルも走るとはっきり分かりますね。
河川敷では野球・ソフト・サッカーの少年少女、そして親たちが楽しんでいました。

このまま海まで走って帰りは輪行・・・なんて手もあるんでしょうが、今日のところは様子も分かったのでまた橋を渡って街に戻ることに。

最近は特に新しいものも仕込んでいませんが、キーホルダーにこんなものを。
TRUE UTILITY の MiniDriver です。右下の黒いビットがサイズ違いで2つ、中央のシリンダーに刺さる形で納まりキーホルダーに付けて持ち歩くというもの。
左下のはセラロイヤルのグリップに付属のトルクスレンチのビット。グリップを調整する時に必要ですが自転車用の携帯工具には無いサイズなのでスマートに持ち運ぶために購入。

黒いビットはプラスとマイナスのドライバーが裏表に。リアライトの電池交換の際にプラスドライバーが必要になるのでセットにしています。純正のリアライトは電池の液漏れで故障していたのを丁寧に洗浄して復活させました。

実際に使う際はシリンダーの切れ込みにコインやキーを差し込んでねじります。ホントに応急用ですが一応ちゃんと使えます:-)

ついでに、以前購入したレンズミラーは試行錯誤の末、ようやくベストポジションを見つけ快適に使っています。

当初はメガネのツルがジャマにならないよう下の方に貼り付けていたのですが、振り返った時に後方が全く見えませんでした。

車を運転している時にルームミラーが上の方にあるのに気付きレンズミラーの位置を上げてみたらこれがピッタリ。嘘のように快適になりました。ツルの細いメガネですし視界に被ることもなく・・・意外なほど良く視えます:-)

とはいえ、慣れも必要ですし相性もあるので物好きな方限定ということで:-)



走行距離:17.86 km
最高速度:26.67 km/h
本日の新参モノ:TrueUtility MiniDriver 
本日のBGM:Nokie Edwards "HitchHiker"

2014年3月24日月曜日

春がいっぱい

お彼岸の日曜日。天気に誘われnero君でお散歩に出ると、隅田川沿いももう春がいっぱい。配色的にもClassicTeamLotus風ですね、パチリ。

桜橋を渡って、目指していたところがあったのですが今日は風が強くて帽子も飛びそう。断念して裏道へ入ります。さして遠くないエリアなので大体は分かっているつもりでも自転車では初めて。予想外に人が多い・・・そうでした、この辺り浅草は寺町、皆さん墓参りに来られたのでしょう。
家の墓にお参りもせずノンビリしていて罰が当たりそうなので大通りに出ました。

その大通りは歩道際の道路工事で走りにくいことに。また年度末の駆け込み・予算使い切り工事かなと思いつつ、しばらく進むとこんな標識が。どうやら車道を減らして自転車レーンを造っていたようです。これは有難いかも:-)

出来上がっている部分を良く見ると・・・一方通行ではありませんが、すれ違える幅はあるので大丈夫そうです。しかし交差点前では車の左折レーンとなるため自転車レーンは1ブロック前で終了。自転車は車道を進むか歩道に入るか混乱しそう。

更に、建物に駐車場があるところは当然道路からの出入り口があり歩車道分離は無理。ここの行政での駐車場規制は未確認ですが出入りする自動車に注意してもらうしか無さそうです。

もっと困るのはバス停でした。この停留所、完全に自転車レーンを分断しています。自転車はバス停前で歩道に入り、バス停を過ぎてまた自転車道に戻ることになります。人が滞留する停留所付近で混乱する様子を想像すると歩道をそのまま走って行くのではないかと。またしても、中央分離帯にバス停を造ってくれないかと思ってしまいます。

暖かな昼下がり、この日のお昼はこちら。
時々蕎麦が食べたくなります。といっても、蕎麦っ喰いってほどのこともないし何の薀蓄も無いのですが、長野の十割、まつやの二八、そしてここは好み。地元で旨い蕎麦が食べられるのは幸せです:-)






走行距離:7.17 km
最高速度:22.14 km/h
本日のお食事処:吾妻橋やぶそば 
本日のBGM:The Shadows "Spring Is Nearly Here"

2014年3月3日月曜日

メガネのバックミラー

しばらく天気の良い日に出歩けなかったので陽が差してきたのをみてお散歩に出かけました、久しぶりです:-)

改造サドルに微調整したゲルグリップ、メンテ済みのチェーンなど感触を確かめながら走り出すと、風も無く寒くも無いなかなかのお散歩日和、もうちょっと薄着でも良かったかも。

川沿いから裏道へ抜けて・・・気が付くと以前の仕事場の近くに。

このギャリー・カフェはその頃には無かったと思いますが、知ってる人は知っているお店(当たり前か:-) 傍の電柱にnero君を括り付けてお茶しようかと思いましたが流石にこの佇まいには失礼かと諦めました。


裏道は自転車で走りやすいし思わぬ発見があって楽しいのですが、今日は表通りへ出ます。実はこんなものをメガネに仕込んでありました。
ライダーの皆さんはまず買わないと思われる「ViewPoint」というバックミラーです:-) サングラスなどに張り付けるモノのようです。

冬場にサングラスをする趣味は無いので普通のメガネに貼ってテスト走行。とっても邪魔そうで心配でしたが意外に気になりません。視界の隅にあるものの通常の運転には差し支えないようです。


さてこれがどの程度見えるのかというと、予想を裏切って結構見えます:-) と言っても小さいですし真後ろが見えるわけではないので実用的かどうかはビミョー:-)

レンズには両面テープで貼るのですが、ミラー自体はアジャスタブルなので自由に角度を変えられます。適当に貼り付けて止まる度に指で調整。少しだけ自分の顔の端が写るくらいの角度が見やすいようです。

普段、走行中は頭の向きを細かく変えて周囲を見ているわけですが、ミラーを見る時は感覚的には前方から30度くらい右に顔を向けると後ろが見える気がします。45度まで捻らなくても見えました。

後ろからの気配を感じられれば振り向けば良いのだからと思っていたのですが、前を見ている時には気にならないミラーが後ろを振り向く時はとても邪魔な位置にあることが分かって愕然。

さて、夏場は腕に付ける「BackEye」 冬場の「ViewPoint」になってくれればと期待したメガネミラーですが、位置調整や慣れで解決できるものかどうか悩みつつ、もう少し試してみようかと思います。


走行距離:9.59 km
最高速度:20.97 km/h
本日の新参モノ:Cycleware社 ”ViewPoint” アジャスタブルレンズミラー
本日のBGM:Linda Ronstadt "What's New"

2014年2月11日火曜日

ちょっとだけメンテナンス

東京としては昨年の成人式以来の大雪で都知事選の投票に行くのも少し遅めの時刻にしたほどでした。まだ雪の残る内はnero君の出番も無く久しぶりにお掃除してあげることに。

今使っているのはORONTASのバイクケアクリーナーとチェーンルーブAタイプ。生分解性だとかでそのまま流せるので安心。ガスも臭いも無いので室内で使う身としては有難いです。

これでチェーンを外せればピカピカになるんですが自信がないので付けたままです:-) 大した距離は走ってないのに雑巾は真っ黒(O_O); クランク2回転で一周、ルーブも1コマづつ注油して終了。外して洗うのは・・・いつかやります、たぶん:-)

その後、カークリーム(左端)でハンドルやフレーム、リムなどを拭いていきます。ギア・ディレーラー廻りはよく解らないのでそのままにして完了・・・と思ったのですが後輪のハブが汚れています。

前後輪共にハブ毛が付いていてフロントは綺麗、活躍してるのが分かります。それに引き替え後輪は・・・良く見るとハブ毛に結構余裕がありました。回してみるとハブと一緒にクルクル回っています。これでは汚れ落としにならないのではと外してみたら・・・

結構汚れていました、手が真っ黒:-) 長さの少し違うハブ毛を繋いでありますが右端の重りも2つ反対側に付いた状態だったのでバランスが取れてしまっていたのでしょう。
ハブ毛を少し切断し重りも1つにして付け直し。低速ならそれなりに掃除に貢献してくれそうになりました。

内装ハブは前輪のような形状ではないので端の方までキレイにするのは難しそう。じーっと見てるとちょっとしたアイデアが浮かんできます。しかし自分で作るのはどうかなぁ・・・とりあえず歯ブラシで掃除しておきましょう:-)

汚れた手はTipTopのクリーナーをちょっと塗って・・・しばらくすると乾いて汚れがボロボロと・・・消しゴムの消しカスのように取れるのが不思議。初めてBROMPTONを受け取りに行った時にチェーンが外れてしまって、真っ黒な手のまま帰って来たのを思い出します。水無しクリーナー、家でも愛用中:-)

PS. 右端のスプレー式チェーンルーブは家族の自転車用に使いましょうか。使い切らないと捨てられませんし:-( 


走行距離:0 km
最高速度:0 km/h
本日の新参モノ:ORONTAS、CarCream、TipTop
本日のBGM:Rosemary Clooney "JAZZ SINGER"

2014年2月4日火曜日

エクボの純正サドル

日曜日にnero君で皇居まで走って来ました。ジョギングする人が多いのは聞いていましたが、内堀通りは通行止めにして片側4車線、合わせて8車線が走り放題! 歩行者天国ならぬ自転車天国になっていました。有名なんですね:-)

歩道を走っているランナーが気の毒なくらい広いですからロードバイクが次々に。一般道では歩道でも車道でも肩身が狭いので裏道ばかり選んでしまうわけで、ここなら・・・と一瞬思ったもののBROMPTONでスピードを出すことには興味がないので早々に離脱です:-)

この日もサドルは旧型の純正。お尻の痛みは感じないのですが、緩く反った形状が案外強くてお尻を安定させようと先端を上げると前が当たって違和感が出ます。10kmを越えると気になって来ました。内臓のヤグラも無段階調整ではないし、気にならないほどサドルを下げると走りにくい。

帰宅後サドルの改造に取り掛かりました。旧型はベースにウレタンを一体成型したもので改造は無理。
新型はウレタンにカバーを被せたシステムなので手を加えられそうです。イメージはセライタリアのクーヴァのように坐骨が当たる部分の圧力を下げること・・・ウレタンを少し削れば良いのではないかと。

早速皮むき:-) カバーはプラスチックのベースにタッカーで留めてありますが簡単に取れます。剥がす時に接着剤でウレタンがボロボロにならないか心配でしたが綺麗にはがれました。

私の坐骨巾は垂直に座った時に約10cm。そこから前傾してい行くと狭くなるのでクーヴァを参考に涙型にカッターで削りとりました。ルーターを使えば良かったと気づいた時は後の祭り:-)

とりあえずカバーを戻して試走・・・良いのかな?
しばらく新型サドルで走ってなかったのでどのくらいの効果があったのかはっきりしません:-) それでもお尻の位置がピタリと決まり前すべりしないのでまずは合格です:-)

もう少しウレタンを削るかも知れないのでカバーはタッカー留めせずプラスチックパーツのみビス留めしていますが、縫製が良いのかカバーを戻すだけで見た目は全く分かりません。


純正サドルには3種類あったことをどなたかのブログで知り、一番古い丸くてコロッとした反っていないサドルを探していましたがもうオークションでも見かけません。諦めて今も入手可能な旧型サドルを試したのですがやはり反りが合わなかったかも:-) というのは冗談で、しばらく乗って愛着も感じて来ているほどです。ヤグラ付きのコストパフォーマンスは秀逸かと。

クーヴァやInfinity Seatなどにヨロメク前にもう少し改造を楽しむと致しましょう。


走行距離:21.15km
最高速度:25.85km/h
本日の古参モノ:BROMPTON純正サドル改
本日のBGM:Martin Taylor "Solo"

2014年1月28日火曜日

幻のフロントキャリア

寒いとなかなか走る気になれないのですが、今日は青空に誘われて昼休みのお散歩へ。

風も無く陽も穏やかに都鳥。タワーを見上げて何思うんだか分かりませんが青空が気持ち良いです。川沿いのカフェにソフトクリームの看板を発見。自転車も停めやすそうなので次回は立ち寄ってみましょう。

今日の散歩はこれの使い勝手を試すため。和田サイクルのオリジナルフロントキャリアです。手持ちのバッグで使えそうなものを探したら、時々ハンドルバーにぶら下げているデニムのバッグがそのまま使えそう。持ち手になる部分がフロントキャリアの巾にピッタリ。フルに伸ばして工具類からインナーカメラバッグも楽に入りました。とはいえ折角のキャリアとnero君のコンビですからもっとお似合いの鞄を・・・またまた物色開始です:-)

実は、BROMPTONを入手した当時からこのキャリアを欲しいと思っていました。昨年の追加販売の時も即日完売だったそうで根強い人気に驚きます。諦めて町工場に製作を依頼しようと図面を描き始めていたのですが、どうせなら別のアイデアも盛り込みたいと欲張ってまだ実現していませんでした。今回もすぐに完売してますから入手できたのはラッキーでしたね。

届いたキャリアは予想よりもコンパクト。フィンガークランプとの干渉もなく付けたまま畳めます。アタッチメント部分に少し余裕があるので手を掛けると多少ガタつきはありますが走行時は全く問題ありません。ただ、しばらく眺めているとまたまた改良したくなってくるので困ります:-)


走行距離:7.23km
最高速度:19.05km/h
本日の新参モノ:和田サイクル・オリジナルフロントキャリアBM-10F
本日のBGM:Ruby Braff ”Live at the New School”

2014年1月25日土曜日

あの頃の仕事・その2

そんな昔を懐かしんでいる頃、ある会社から「耐震改修をすることになったので設計図書を借りたい」とメールが来ました。駆け出しの頃に設計した30年も前の木造住宅で、当時の施主はアメリカに移り、今は中古物件として購入された方が気に入って下さっているとのこと。設計意図など共有できる情報も無いのに改修してさらに住み続けてくれると言うのですからこんなに幸せなことはありません。

住宅の性能は20年ほど前から目覚ましい進歩を遂げ30年前とは考え方も大きく飛躍しました。耐震はもちろん設備や断熱性能など現代の水準に合わせるのは容易いことではありません。はたしてその手間とコストに見合う空間を造れていたのか・・・自問しても答えは無く、全ては住んで下さる方の判断。ただただ感謝です。

段ボール箱の中から古い手描きの時代の資料を引っ張り出して原図を見ると、トレペが破れそうなくらい力いっぱい描いてあります。内容は冷や汗ものですが:-) 施主と連日打ち合わせを重ね、役所をグルグルと廻り 現場のコンパネに原寸を書いて決めたことなどが次々と思い出されます。随分無茶をやったもんです:-)

当時は建築写真家に撮影してもらう余裕も無く、現場写真の切り貼りに挫折してそのまましまいこんでありました。今ならパノラマ合成アプリでなんとかなるかもと試してみましたが、分割数が少ないのでやはり歪みまくりです:-)

設計した建物にはそれぞれに思い出があります。それは施主とのお付き合いの記憶でもあります。設計者が傲慢にデザインを押し付ける、なんてことは無くて、施主の思いを整理しながら一緒に形にしていくので、改めて図面を見るとそこにはあの頃の施主のイメージがそのまま残っていました。

こんなことを懐かしがるのは設計者だけかも知れませんね:-) 何故か今年はそんな年回りなのかと思う今日この頃です。

2014年1月24日金曜日

あの頃の仕事・その1

あっという間に新年1月も終盤。今年の正月は何年も年賀状だけのお付き合いになっていた人から連絡戴いたりしまして、毎年手抜きして減っていく年賀状も捨てたもんじゃないと思い返してみたり:-)

自転車も楽しそうだねと様子を尋ねる人、今もコンピューターに詳しいと思い込んで相談してくる人などなど。そんな中に、以前設計した建物を解体することになったと連絡をくれた施主が・・・

そのスーパーマーケットは関東地方ながら主要駅からはかなり離れた立地。大型チェーン店の出店や人口減少などの逆風にも耐え地元のために頑張って来たはずですから無念だったに違いないのですが、そこは実業家、もう次に向けて動き出していました。

独立して間もない頃で実績も無いのに依頼してくれたオーナーと周辺店舗はもとより東京の著名店やショーなどにも連れて行ってもらいました。経営理念や地方の状況、1円商売の厳しさなどを聞きながら、駆け出しの若造に任せる意味と期待を私なりに汲み取って、地元の付き合いに配慮しつつも敢えてしがらみを断ち切る役目も担った思い出深い仕事でした。
当時は新しい店舗の例として社会科の教科書に載ったり見学依頼が絶えない元気な店舗でしたから訪ねるのが楽しい建物でもあったのですが、やはり一番の魅力は経営者その人だったと思い出されます。

最終的な解体費用は想定の1/3ほどだったとか。詳細は不明ながらほとんどの資材がリサイクル可能だったそうで廃棄物量が随分少なかったとのこと。技術が進んだこともありますが、大事に使ってくれていたのでしょう、有難いことです。

資料を整理していたら色あせたポラロイド写真が1枚。友人の阿部氏に描いてもらったパース(もちろん手描き)でしたが肝心のところがぼやけて良く見えません。徹夜で描いてくれたのに、ちゃんと残しておかずに・・・ゴメン:-)

2014年1月12日日曜日

新年は新手で

鏡開きも終わり正月気分も抜けた今日この頃。正月には参拝客の行列で混雑していた地元の神社へ行ってみました。
いつもは閉まっている神楽殿も今日は舞の奉納があるようでなにやら準備中。珍しいのでパチリ。

今日は正月明けに届いていた新しいグリップの感触を確かめるのが目的。昨年の夏から問い合わせしてたものの在庫無しだったり返事無しだったり。ようやく手に入れたこのMANOグリップはゲル素材と3角形断面が特徴、期待とどのくらいのギャップがあるのか心配もしながら隅田川沿いを・・・

個人的には、柔らかすぎず一安心。ハンドルパイプの丸さを感じるようだったら即日はずしているところですがここは期待通り。フニャフニャじゃありません。

三角形というより台形の断面だという事が握って初めて分かりました:-) 馴染む角度の調整は大変そうなので固定ビスをきつく締めずに走りながら回して大体の位置に。台形の感触には慣れが必要かも。純正のスポンジグリップは私の手のひらには厳しかったので手との接触面が広いタイプは有難いです。

以前のエルゴンのグリップも良かったのですが、中央のライトグレーの色が気になっていました。それに畳んだ時に畳み幅が少し大きくなることもあってMANOに決めていたのですが、私の黒いネロ君にピッタリ!まずは合格です:-)

モデレートというタイプは長さ110mm。Mハンドルには少し長いのでしょうが取り付けてみると何の問題もありません。エルゴンのショートより握りに余裕があって良いくらいです。

ブレーキレバーまでいっぱいに押し込んで取り付けるため、いつものS字フックが入りません。カメラバッグを簡単に引っ掛けられなくなったのでまた別の方法を考えねば:-)

新年はこの新しい手でスタート。今年はいくつ手を入れることやら:-)


走行距離:8.27km
最高速度:26.5km/h
本日の新参モノ:セラロイヤル Mano Royalgel モデレート グリップ
本日のBGM: ChetAtkins”Chester&Lester”