2008年12月23日火曜日

スターリング・モスの記憶

メルセデス-マクラーレンがスターリング・モスの名を冠したスーパーカーを発表、とネットニュースで知りました。 CARSCOOP 

モスと言えば、私の少年時代既に伝説のレーサーで、引退後に出版した「エンジンの唸る時」という本を読み耽ったのを思い出します。無冠の帝王と言われるほどタイトルには恵まれなかったものの、その名声は今もモータースポーツファンの記憶に残っています。

しかしこの車、カッコ良いんでしょうか。もう何年も(何十年も?)憧れるような車に出会っていません。デザインに疑問を感じるのは自動車に限ったことではないのですが、何か、ため息の出るような引力を感じないのです。75万ユーロもするのに! 現代のデザインに惹かれない、のは自分がもう歳をとったからかと不安になりますが、若い人たちがどう評価するのか聞いてみたいものです。

それでもこの車、2人乗りのスポーツタイプ・オープンカー、中途半端なカブリオレでなく完全なオープン仕様、さすがにスターリング・モスの名を付けただけのことはあります。純粋に走る悦びを・・・しかし庶民には味わえません、ね :-)

金融不況を契機に自動車業界も激変期に突入、モータースポーツも混迷の様相。そんな中での「夢の車」の発表ですから、もっともっと夢を見、夢を語りたいけど・・・。


2008年12月11日木曜日

ノーベル賞2008

今朝のニュースで今年のノーベル賞授賞式・晩餐会の様子を見ました。出席者数の多さにも驚きつつ、日本語で紹介されるなど格別のもてなしが嬉しくもあり、スウェーデンとノーベル賞の凄さを感じさせられました。

それと同時に少し不思議な感覚に・・・。尊敬する友人の一人が何年かしたらあそこに座っているのかも・・・と。

大雑把に言うとエジソン世代の我々は、発明・発見に特別の憧れを持っているのですが、それをピュアなまま持ち続けている・・・凄いことです。そしてその技術で社会に貢献しているのですから素晴らしい。

不勉強な私はオングストロームの世界の話を聞いてもチンプンカンプン。正夢になって賞を取ったりしたらもっと忙しくなってしまうだろうから・・・今のうちに呑み歩こうぜ :-) 

もう忘年会のシーズンなんですね。