放ったらかしのまま気がついたら半年近くも過ぎていたので慌てて更新です:-)
昨日、開業前のスカイツリーに両親が招待され内覧して来ました。少し内部の様子を聞こうかと思ったのですが、あいにくの天気で全く外は見えなかった模様。写真は、展望デッキが見えていますが登った時は完全に雲の中。一周してすぐに下りてきたようです。ただ登ったという記憶だけの残る内覧会になってしまったのは残念でした。
日時指定の入場券を入手される方は、なにより天気が心配でしょう。にわかに観光地と化した近辺には、写真右下のように人力車も隅田川を越えてやって来ています。後ろに小さなてるてる坊主を下げて軽やかに通り過ぎる・・・車夫の皆さんにとっても晴祈願なのですね。
当日もらってきた小さなパンフレットを見ると、フロアに地上からの高さが付けられて、フロア350やフロア345のような名称になっています。階数じゃないので迷子になったら慌てそう。展望回廊にはスロープ状の回廊があるわけですが、この順路が登り指定。自由に歩きまわることはできないようです。階高が概ね5mとして、高齢者にはちょっとキツイでしょうねぇ。
ご案内の通り、2つの駅に挟まれる敷地に建っていて、位置は中央付近ですから駅から200m以上は歩きます。両親も「緩い下り坂が続いて大変だった」と言っていましたから、御高齢の方をお連れになる時は是非準備と余裕を持ってお出かけになるのがよろしいと思います。
開業を控えた内外の店舗関係はもちろんのこと、地元の連合町会でもオープンイベントに参加予定のお囃子や踊りなど練習に余念がありません。日に日に増え続ける観光客のマナーの悪さにムッとしながらも、ビッグプロジェクトが動き出す時のエネルギーの凄さを間近に感じて、やはり圧倒されてしまう今日この頃ではあります。
それにしても入場料高いなぁ:-)
2012年5月4日金曜日
2011年12月30日金曜日
それでも時は過ぎて
厳しい一年が過ぎようとしています。恒例の十大ニュースを見ればどれもなるほどと思うものばかり。しかし平成23年は東日本大震災のショックがあまりにも大き過ぎました。原発のその後にも暗澹たる思いで呆然としたまま。被災地の方々を思えば直接被害の無かった私は幸運に違いないのですが、何かが違うと感じるのです。年賀状を出す気にもなれず、新年に頂戴した方にのみお返しすることにしました。御無礼ご容赦下さいませ。
十大ニュースの中に「大阪新市長選に橋下氏圧勝」がありました。とは言え元市長に52万票も入ったのですから圧勝とは言い難いところ。しかし大事なのは、既得権益者・既成政党・マスコミがこぞって反橋下キャンペーンを張ったにも拘わらず堂々たる勝利を収めたこと。リーダーの条件は「次に何処へ行くのかを明確に指し示す」ことだと聞きます。橋下氏の主張はなるほどと頷く事が多いのですが、これは私が東京人で府政に無責任だからでしょうか、既得権益者ではないからなのでしょうか。
橋下氏圧勝の理由のひとつにネットの存在があることは間違いありません。マスコミに捏造されたブームや報道されない事実などが次々に明らかになり、現在起きていることがリアルタイムで駆け巡っているのですから、デジタルネイティブが有権者になった今、安直な情報操作など既に無意味になっているのでしょう。
今年ある会合で、既得権を少し抑えて公平に近づける提案をしました。採決の結果は1票差で否決。なぜこの提案をしたか説明をすると理解を示してくれるものの既得権を手放す人は殆どいませんでした。それが本音なのでしょう。以前、ある有能な研究者が「多数決の横暴」と評したことを思い出した瞬間でした。大阪の既得権は桁違いですから、これからどう実現してゆくのか大変興味深い。マニフェストを全く実現しない政党が政権を摂っている不幸ももう限界。官僚統治からの移行に期待します。
この厳しい一年の中で「なでしこジャパン」の活躍は嬉しくも誇らしい快挙でした。中でも、決勝で対戦したアメリカのゴールキーパーが宮間選手を最高の友人と評したことにはジーンと来るものがありました。PK戦で勝利した時にまず相手キーパーに歩み寄り健闘を称えた宮間選手の行動をアメリカ人にも理解されていることが嬉しく思えたのです。日本人であることの誇りを若いなでしこに教えられるなんて有難いことです。
そんな「惻隠の情」なぞ全く通用しそうに思えない国々に囲まれて、明るい未来を思い描けないまま、今年も静かに暮れて行きます。
十大ニュースの中に「大阪新市長選に橋下氏圧勝」がありました。とは言え元市長に52万票も入ったのですから圧勝とは言い難いところ。しかし大事なのは、既得権益者・既成政党・マスコミがこぞって反橋下キャンペーンを張ったにも拘わらず堂々たる勝利を収めたこと。リーダーの条件は「次に何処へ行くのかを明確に指し示す」ことだと聞きます。橋下氏の主張はなるほどと頷く事が多いのですが、これは私が東京人で府政に無責任だからでしょうか、既得権益者ではないからなのでしょうか。
橋下氏圧勝の理由のひとつにネットの存在があることは間違いありません。マスコミに捏造されたブームや報道されない事実などが次々に明らかになり、現在起きていることがリアルタイムで駆け巡っているのですから、デジタルネイティブが有権者になった今、安直な情報操作など既に無意味になっているのでしょう。
今年ある会合で、既得権を少し抑えて公平に近づける提案をしました。採決の結果は1票差で否決。なぜこの提案をしたか説明をすると理解を示してくれるものの既得権を手放す人は殆どいませんでした。それが本音なのでしょう。以前、ある有能な研究者が「多数決の横暴」と評したことを思い出した瞬間でした。大阪の既得権は桁違いですから、これからどう実現してゆくのか大変興味深い。マニフェストを全く実現しない政党が政権を摂っている不幸ももう限界。官僚統治からの移行に期待します。
この厳しい一年の中で「なでしこジャパン」の活躍は嬉しくも誇らしい快挙でした。中でも、決勝で対戦したアメリカのゴールキーパーが宮間選手を最高の友人と評したことにはジーンと来るものがありました。PK戦で勝利した時にまず相手キーパーに歩み寄り健闘を称えた宮間選手の行動をアメリカ人にも理解されていることが嬉しく思えたのです。日本人であることの誇りを若いなでしこに教えられるなんて有難いことです。
そんな「惻隠の情」なぞ全く通用しそうに思えない国々に囲まれて、明るい未来を思い描けないまま、今年も静かに暮れて行きます。
2011年10月28日金曜日
キーボードの先へ
ポルシェがデザインした携帯が発表されましたね。さすがポルシェ、BlackBerryもこんなに洗練されて・・・確かにカッコイイのですが、なぜか時代遅れな印象を受けてしまいました。
理由は勿論 iPhone・iPadの、シンプルなイメージが示す未来感に馴染んでしまっているからでしょう。ほんの数年でハードウエアキーボードが既に古いと感じるとは驚きです。まだソフトウエアキーボードでの入力が主ですがAppleは既にSiriのサービスをスタート、日本語未対応なのが残念ですが音声アシスタントが現実になって来ています。
元々SFの電子頭脳にはキーボードはなくて、鉄腕アトムも「2001年宇宙の旅」のHAL9000も人間と会話していましたから、パソコン時代になってあっという間にキーボードだらけになっていった時はちょっと違和感さえ覚えたものです。あれ?未来ってこんなんだっけ?と。
CADの黎明期に夢見たのは、デスク全部がタッチスクリーンでその上で絵を描きワンタッチで3Dホログラムが立ち上がる、というものでした。19’モニターが150万円もした頃ですから正に夢でした。設計側にいるのでマウスよりもスタイラスペンやジョイスティックで絵を描きたいと思っていましたし「やがてCADシステムは飛行機のコックピットのようになる」という方もいて、キーボードとは何かやむを得ず的なスタンスで付き合って来たわけです。
キーボードだと2バイト文字圏は変換が必要なのでちょっと不利。手書き認識に期待もしたけれど頭と手のスピードが違い過ぎてこれもつらい。そこへいくと音声認識は悪くなさそうです。かと言って、ペラペラ喋りながら仕事をしたいわけじゃありませんし人前では恥ずかしい上に邪魔にもなりそう。
でもこれが自動車の中ならプライベートな空間だし安全のためにも音声コントロールは理想的。カーナビがこちらに向かうは必定。なんだかナイトライダーのようですが:-) 折角のポルシェデザインですから自動車の未来も見据えたトータルデザインも見せて欲しいなと思った新製品発表でした。
理由は勿論 iPhone・iPadの、シンプルなイメージが示す未来感に馴染んでしまっているからでしょう。ほんの数年でハードウエアキーボードが既に古いと感じるとは驚きです。まだソフトウエアキーボードでの入力が主ですがAppleは既にSiriのサービスをスタート、日本語未対応なのが残念ですが音声アシスタントが現実になって来ています。
元々SFの電子頭脳にはキーボードはなくて、鉄腕アトムも「2001年宇宙の旅」のHAL9000も人間と会話していましたから、パソコン時代になってあっという間にキーボードだらけになっていった時はちょっと違和感さえ覚えたものです。あれ?未来ってこんなんだっけ?と。
CADの黎明期に夢見たのは、デスク全部がタッチスクリーンでその上で絵を描きワンタッチで3Dホログラムが立ち上がる、というものでした。19’モニターが150万円もした頃ですから正に夢でした。設計側にいるのでマウスよりもスタイラスペンやジョイスティックで絵を描きたいと思っていましたし「やがてCADシステムは飛行機のコックピットのようになる」という方もいて、キーボードとは何かやむを得ず的なスタンスで付き合って来たわけです。
キーボードだと2バイト文字圏は変換が必要なのでちょっと不利。手書き認識に期待もしたけれど頭と手のスピードが違い過ぎてこれもつらい。そこへいくと音声認識は悪くなさそうです。かと言って、ペラペラ喋りながら仕事をしたいわけじゃありませんし人前では恥ずかしい上に邪魔にもなりそう。
でもこれが自動車の中ならプライベートな空間だし安全のためにも音声コントロールは理想的。カーナビがこちらに向かうは必定。なんだかナイトライダーのようですが:-) 折角のポルシェデザインですから自動車の未来も見据えたトータルデザインも見せて欲しいなと思った新製品発表でした。
2011年10月23日日曜日
タイ洪水被害の寄付
タイの洪水被害がバンコクに及びさらに続くとの報道、とても心配です。こちらの大震災の時も援助してくれた親日国、少しでも役に立ちたいと思い義援金の受付先を探してみると、予想外に少なくて驚きます。
とりあえず近くではコンビニ2店(ファミリーマートとセブン・イレブン)に募金箱が設置されていましたので一安心。こちらは東京なので直接大使館へというのが一番確実かも知れないと思い大使館のホームページを見たところ、受付銀行口座が出ていました。本国への第1回の送金は終了したとのことですが、引き続き11月末まで寄付金の受付をしていて、大使館にも募金箱があるようです。大使館の寄付金受付ページは以下からどうぞ
タイ洪水被害者救済のための寄付金受付について
被害面積は本州と同じほどの面積に及ぶとのこと、少しづつでも長い応援が必要と思います。親日国は応援したい!
とりあえず近くではコンビニ2店(ファミリーマートとセブン・イレブン)に募金箱が設置されていましたので一安心。こちらは東京なので直接大使館へというのが一番確実かも知れないと思い大使館のホームページを見たところ、受付銀行口座が出ていました。本国への第1回の送金は終了したとのことですが、引き続き11月末まで寄付金の受付をしていて、大使館にも募金箱があるようです。大使館の寄付金受付ページは以下からどうぞ
タイ洪水被害者救済のための寄付金受付について
被害面積は本州と同じほどの面積に及ぶとのこと、少しづつでも長い応援が必要と思います。親日国は応援したい!
2011年10月6日木曜日
Visionary スティーブ
朝からジョブズを悼むニュースで持ちきりでした。Apple社のCEOを辞めたばかりで体調の悪さは噂されていたものの誰も想像したくない結末。改めて成し遂げてきたことの大きさに驚きます。心からご冥福を。
私はジョブズのファンではありませんが、彼が世に送り出した製品に魅せられ続けてきました。AppleⅡは高価で手が出ず、ようやく手に入れたSE/30から、Macが発信している ”使える”ではなく”使いたくなる”道具 の魅力に引きこまれて今もiPod・iPhoneへと続いています。
魅力は何かと考えたとき「革新的美しさ」と言ったら短くし過ぎでしょうか。研ぎ澄ますというのか削ぎ落とすというのか、日本的美意識に近いものを強く感じています。経済的合理主義とこの美意識は常に対立していたのかも知れませんが、妥協のない革新的製品を One more thing と言って取り出す魔法に熱狂するシーンが思い出されます。
こんな日ですからスタンフォードでの有名なスピーチ映像を探してみました。膵臓癌手術の後でもあり、心に響くエピソード・名言に溢れています。他の人から言われたら反発しそうなことも、穏やかで誠実な話しぶりに誰もが頷いたことでしょう。若き日の傲慢さは微塵も感じられず・・・
「人は形にして見せて貰うまで自分は何が欲しいのかわからないものだ」
そのスピーチのものではありませんが、これは彼の名言の中でずーっと気になっているもののひとつです。と同時に得心がいかないままでもいるのですが、それを確実に実行し続けた天才がジョブズだったことは疑う余地がありません。製品で世界が変えられることを証明した・・・彼を一言で表す言葉が見つからず追悼記事をながめていたら・・・
tech visionary
英語のニュアンスは分からないのですが、この visionary という単語が妙に腑に落ちる気がしました。いつも先を見ていたスティーブ、足元を見誤ることはあってもその先は正しかったとしたら紛れも無い天才。さらなる先を若いスタンフォードの学生に託そうとしていたのでしょうか。昨日の出来事は世界中の更に多くの若者に伝えたのではないかと思います。
2011年9月24日土曜日
超光速ニュートリノ発見?
昨日は久々に興奮しました。たまたまネットでニュースを見ていたら「CERNが光速超える粒子発見!」の見出し、もう仰天でした。記事では「アインシュタインの相対性理論ピンチ!」と書かれていたのですから、これが本当なら今までの常識が覆ることになります。といっても相対性理論を理解できていないので常識のハードルがちと高すぎますが。
写真は23日夜のCERNライブセミナーのひとコマ。英語も内容も解らないまま2時間ほどのwebcastを見ていましたが、立ち見の人もいて相当な研究者がつめかけていた様子。一般人にも公開してくれるのは有難いことです。正直なところ、もっと盛り上がるというか、ざわついた雰囲気になるのかと期待していたんですが、淡々と1時間ほどの発表、残りの質疑応答もやはり淡々としたものでした。
セミナーから一夜明けて「超新星爆発の時の測定結果と違いすぎる」とか「artifactの可能性が高い」など疑問視する声も聞かれます。こちらは素人なので、すぐに「タイムマシンも可能?」なんて見出しに飛びついてしまうわけですが、そんな簡単に夢物語に繋がるはずもないことは百も承知。それでもスーパーカミオカンデでニュートリノに質量があることが確認された時も光速の不思議に首を傾げたものです。
友人の科学者が言っていた「教科書に載っていたのは間違いだらけ」を思い出し、今後の展開を楽しみに待つことに致しましょう。
2011年8月17日水曜日
SACLAの夢
昨夜、あるニュース番組でSACLAが紹介されているのを見て仰天しました。X線自由電子レーザー照射施設が完成し公開された・・・とのことでしたが、とにかく原子のレベルでモノが見えるようになるのだとか。化学は全くの門外漢なのに、それがとんでもない可能性を秘めていることが分かる気がしてワクワクしたものです。
なにしろ科学は好きでも化学は苦手。オングストロームなんて高校以来まるで縁のない日々ですから、200倍の顕微鏡でレコード針の先端を覗いて喜んでいるのが関の山。いきなりフェムト秒なんて単位を聞いてもチンプンカンプンです。そもそも昔の知識では「測定しようとして光をあてると対象物が影響を受けて測定結果は真実を現さない」ような本を読んだ記憶も蘇ります。
実は今、見てみたいものがあります。それは空気。
空気の中はどうなっているのか。窒素や酸素、水蒸気の分子がフワフワしているのか、熱くなるとどう振動するのか、その隙間には何があるのか・・・宇宙のダークマターみたいなモノは・・・ないのか
ついでにもう一つ。素材を削っていく時、極限まで薄くしていくと素材の分子厚より薄く削ることは可能なのか・・・素人の疑問は際限がありません(^^ゞ
これまでも、隣接する円形のSpring-8という施設では放射光を使った研究がされており実際の製品開発に役だっている、ことも紹介されていましたが、SACLAの完成で更に「ノーベル賞クラスの発見が次々に起こるだろう」とも。日本の技術力を支える重要な研究が進んでいたことが嬉しくもありました。
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