2019年5月3日金曜日

タンノイもリフレッシュ

元号も令和に変わりましたが、平成の間にやっていたことがいろいろありまして、タンノイ製スピーカーをようやく修理したのもその一つ。

介護中心の生活になってからは音量を上げて聴けることもなくなり、しばらくはBGMで鳴らすのみでした。小音量ではあっても時折「ん?」と思うことがあり、気になりつつも早数年。気がつけばウレタンエッジは何本ものひび割れで触れば崩れる状態に。

何しろ38cm径で1本32kgもあるので気軽には運べません。エッジ張替えで有名な山形の店に頼むつもりでしたが、あれこれ検討の結果、採用したのはセーム革、広島のショップに依頼しました。(画像で黒く見えているのがセーム革エッジ。元のウレタンエッジはグレーでした)

マグネットの再着磁もお願いし左右のバランスも整って戻ってきましたが、その磁力アップのせいか強力な低音域(O_O); 慌ててボリュームを下げることに :-)  

私のBerkeleyはMkⅡでユニットが3828のもの。アルニコのHPD385Aではなく改良版のDC386でもない残念な?型番。磁気ユニットカバーも付いていません。それでも十分な口径からのゆったりした音には愛着があり手放せません。いずれ広いところに移してド~ンと鳴らしてやりましょう :-)


今回初めてユニットだけを梱包して送ったので中を見るのも初めて。1980年2月製、なるほど39年前ですね。






吸音材はスポンジながら状態は良、箱は上質、しっかり作られています、が・・・このケーブル・・・ほ、細い(O_O);

アンプと繋ぐスピーカーケーブルは左右それぞれ太い単線を2本ねじったもので金メッキラグで接続しています。これはオーディオの師匠でもある元音楽隊の友人がオーダーしてくれたもの。交換した時、音がシャープになった気がしたのは気のせいだったかな?

しかもユニットとの接続はコネクタ。一応、接点全部にケイグのD5を吹いておきましたが、もっとおおらかで良いのかも :-)
ならば次はサランネットの張替えかな?



本日の1枚:北村英治&菅野邦彦 ”Collaboration"
      録音:菅野沖彦

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