
写真は23日夜のCERNライブセミナーのひとコマ。英語も内容も解らないまま2時間ほどのwebcastを見ていましたが、立ち見の人もいて相当な研究者がつめかけていた様子。一般人にも公開してくれるのは有難いことです。正直なところ、もっと盛り上がるというか、ざわついた雰囲気になるのかと期待していたんですが、淡々と1時間ほどの発表、残りの質疑応答もやはり淡々としたものでした。
セミナーから一夜明けて「超新星爆発の時の測定結果と違いすぎる」とか「artifactの可能性が高い」など疑問視する声も聞かれます。こちらは素人なので、すぐに「タイムマシンも可能?」なんて見出しに飛びついてしまうわけですが、そんな簡単に夢物語に繋がるはずもないことは百も承知。それでもスーパーカミオカンデでニュートリノに質量があることが確認された時も光速の不思議に首を傾げたものです。
友人の科学者が言っていた「教科書に載っていたのは間違いだらけ」を思い出し、今後の展開を楽しみに待つことに致しましょう。